2016年6月15日水曜日

MOM

写真を撮らせていただくようになって、かっこよく撮れた写真を、何か形にしてプレゼントしたいと思い、公式戦で私が写真を撮れて尚且つ勝利した時には、私が勝手に”Man of the match”を選ばせていただき、Photoshopで加工した、ちょっとだけかっこいい写真を贈ることを、監督に許していただいています。

サッカー素人の選ぶMan of the matchですから、選手、監督、コーチには俺とは違う!っとクレームが入ることもありますが、お許しいただければと思います。
ささやかなモチベーションアップの材料になればいいなと、毎回力を入れて作っています。

関東大会予選の光陵高校戦はPKを止めて勝利に貢献したキーパーの三浦大輝君へ。



三浦君のきれいなフォームが引き立つように。
背景にはPKを止めたシーンを動画から取り出して入れてみました。
かっこいいですよね(^^♪

今日は先日のU-18リーグ新羽戦のMOMを贈呈してきました。
今回はこの二人。


2アシストの永田くんと2ゴールの石崎くん。
二人同時は初めてですが、二人とも大活躍だったので、どちらか一人を選ぶことができませんでした。喜んでもらえたかな?




二人ともプレースキックを蹴るので、いい瞬間が撮れていますね。

初めてMOMを贈った時に、監督が卒業までにみんなが一度はもらえるように頑張れと仰ってくださったのですが、私がなかなか勝利する試合に応援に行けなくて、活躍してくれてる選手全員に贈れていないことが、ほんとに申し訳ないです。

次は誰がヒーローになるのかな?
毎回とても楽しみにしているんですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも橘学苑サッカー部を応援宜しくお願します。


2016年6月9日木曜日

写真の奥にあるストーリー

サッカーの写真を撮り始めた時に撮りたいと思っていた写真は、かっこいいフォームで蹴ってるところや、シュートシーンでした。
もちろんそんなシーンが撮れれば嬉しいし見栄えがします。

でも、撮り続けているうちに、画の後ろにあるストーリーを撮れるようになりたいと感じるようになりました。

写真の中には映っていないけれど、もしかしたら見てくれている、ほんの一部の人にしかわからないかもしれないストーリー・・・

そんな写真をいくつか紹介させてください。

これは光陵高校戦、1-0から追いついて、PK戦で勝利した試合。

後半立ち上がりに失点した直後、寺井キャプテンがプレイを止めて、みんなを集めて声をかけたシーンです。

写真にするとなんでもない一コマかもしれませんが、これまでの橘学苑には見られなかった風景で、寺井キャプテンのキャプテンシーが目に見えた、とてもいいシーンだったので、思わずシャッターを押しました。勝ちたいという気持ちが行動になって現れ、結果につながったのだと思いました。

寺井君はこの後のPK戦が終わった直後、誰よりも早くキーパーの三浦君のもとに駆け寄り、ねぎらったらすぐに最後のキッカー田中駿平君の元に駆け寄りました。このシーンはムービーにしているのでぜひ見直してみてください。寺井君はキャプテンらしい頼れるキャプテンだなと感じています。


これはインターハイ予選の光明相模原戦、0-3でリードされた後半残り僅かな時間。
相手の攻撃を止めた直後、キーパーの高橋君は素早く立ち上がると味方に力強く、上がれと指示を出しました。
まだ試合は終わってないぞ、1点返そう!という気迫が伝わってきました。

これまで、大きな試合には控えに甘んじてきた高橋君。私が公式戦で写真を撮ったのはもしかしたら初めてだったかな?
何が何でも勝ちたい!その気持ちが写真から伝わってくるのではないかと思います。優しそうな男の子という高橋君のイメージもこの試合で、実は熱い男なのだ、と一転しました。

今後の三浦君とのキーパーのポジション争いも注目です。


これはリーグ戦新羽戦で2点目を決めた小玉智也君。2年生ながらトップを任され責任も感じていると思います。大事な試合で決めることができて、ほっとしたことでしょう。得点を決めても派手に喜ぶようなことはないのですが、控えめに同期の増田君とハイタッチ、二人は中等部から一緒にやってきたいわば戦友です。



そしてそれをねぎらう寺井キャプテン。
我ながらいいシーンです。



同じく新羽戦で、試合前のワンシーン。キャプテン同士の挨拶の際、日頃はこんな時に和やかな空気になることはないのですが、なにやら二人はとても嬉しそう。
これは!?っとシャッターを切りました。

あとで、二人が小学生の時のチームメイトだと教えていただきました。

二人の嬉しそうな様子にこちらまで笑顔になるそんなシーンでした。

他にも元チームメイトや友達とのマッチアップシーンは知っていればなるべく意識して撮るようにしています。

もっともっとたくさんのストーリーを撮れるように、練習からみんなのことをちゃんと見てあげたい。なかなか忙しくて時間をとるのが難しいのですが、できる限り足を運んであげたいなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも橘学苑サッカー部を応援よろしくお願いします。